2020年10月12日の午後4時半頃より、JR横浜駅近辺で「異臭がする」との通報が相次いでいると話題になっています。
神奈川県内では、今年の6月頃から月1ペースで異臭騒ぎが頻繁に発生しているようです。
ちょうど帰宅時間帯とも重なったということもあり、多くの人に影響が出ました。
横浜駅で異臭騒ぎの原因は地震の前兆?
横浜駅で異臭騒ぎが起きた原因は、現在のところ明らかになっていません。
横浜駅がある三浦半島は活断層が活発になっている地域だそうで、これまでも度々異臭がしたという報告が、近隣住民があがっています。
ガスのような臭いがしたということから、火山活動の活発化などを指摘する声もあり、大型地震の前触れではないかとSNS上では噂されています。
ただ、その他にもゴム臭、硫黄臭、ガス臭など様々な臭いの報告が上がっていることから、人による感じ方の差や、他の成分の可能性もあると見られていて、詳しい原因は警察や消防が調査中です。
詳しい情報が入り次第、こちらにも追記していきます。
※2020年10月13日更新!※
「ガソリン等の燃料の蒸発ガスに含まれるイソペンタンやペンタン、ブタンといったものが、通常の大気中に比べて高い濃度で検出された。また、化学製品の原材料や物を燃焼した際に発生するエチレンやアセチレンも検出された」
10/13(火) 17:47 Abema Timesより引用
横浜市の会見によると、ガソリン等に含まれる燃料
- イソペンタン
- ペンタン
- ブタン
- エチレン
- アセチレン
などの化学物質が大気中から検出されたとのことです。
異臭の発生源は特定できていないものの、人体に直ぐに影響を及ぼすものではないと公表しています。
横浜駅で異臭騒ぎの原因は地震?詳しい場所は?
神奈川新聞の報道によると、
神奈川新聞社の調べでは、同日午後9時の時点で、通報は市消防局に16件(神奈川区8件、西区7件、中区1件)、戸部署に2件の計18件が確認された。
神奈川新聞 | 2020年10月12日(月) 19:13更新分より
- 神奈川区
- 西区
- 中区 他
臭気ということもあり、横浜駅を中心として、広範囲で広がっていることがわかります。
この他にも、みなとみらい地区でも同様の異臭がしたとの通報が上がっています。
横浜駅で異臭騒ぎの原因は地震?現在の状況は?
JR東日本の10月12日22時48分の情報によりますと、現在遅延等はなく、平常運転しているとのことです。
事件発生当時は、改札口が一時封鎖するなど騒然としましたが、その後は無事に家路に着くことができているようです。
マスク越しにでも臭ってくることから、相当な異臭だったと予想されます。
月1回のペースでこういったことが発生することから、横浜駅に行く際は十分に注意して、あまり嗅ぎすぎないようにしたいですね。
詳しい情報が入り次第こちらにも追記していきたいと思います。