人気作「今日から俺は!」に出演していた仲野太賀さん。
「この恋あたためますか?」や「コントが始まる」といったドラマにも出演し、注目を集めています。
そんな実力派俳優である仲野太賀さんの父親は誰なのか?
また親子仲や共演歴はどうなっているのか?
気になる疑問についてまとめてみました!
仲野太賀の父はチョロ役の中野英雄!
仲野太賀さんのお父さんは、「Vシネマの帝王」とも呼ばれた中野英雄さんであることが判明しています。
2019年6月24日に仲野太賀さんが、かつての芸名「太賀」から今の芸名に改名した時に注目を集めました。
そんな中野英雄さんは、1992年のドラマ「愛という名のもとに」で「チョロ役」として出演し、人気を博し、今でもファンから根強い人気があります。
’92年放送のドラマ
「愛という名のもとに」❤️このドラマで忘れられないのは
中野英雄さん演じるチョロさんが
フィリピン女性に会社のお金を
騙し取られて首吊り自殺を図る
シーンが衝撃でした。😢😩😫主題歌「悲しみは雪のように」
大ヒット😎🎸👍 pic.twitter.com/sxoHVV8Ky1— u me (@N8hOhMcqz5qQZvI) June 20, 2020
<チョロとは?>
チョロこと倉田篤は、大手証券会社に務める生真面目な性格の青年。しかし、営業成績最下位で上司からの苛烈ないじめに遭う。
惚れ込んだフィリピン人女性・JJにに貢ぐために顧客の金を横領してしまう。
以前から倉田をいびっていた上司に横領を指摘され、その上司に対する傷害事件を起こし、逃亡の末、最後は首吊り自殺してしまう。
チョロに同情する声も多く、最後は悲惨な結末になってしまったことに胸を痛めたファンも多かったようです。
そんな中野英雄さんは、このドラマで唐沢寿明さんや江口洋介さんとの共演も果たしています。
そんな演技派俳優の中野英雄さんのプロフィールを見ていきましょう。
- 中野英雄(なかの ひでお)
- 誕生日:1964年12月22日
- 年齢:56歳(2021年2月時点)
- 出身地:京都府京都市左京区
- 身長:172cm
- 血液型:A型
- 事務所:ギャッツビーエンターテイメント
学生時代に非行に走った経験があり、暴走族もしていたことがあります。
1985年(当時21歳)に哀川翔さんから劇男一世風靡に勧誘され、柳葉敏郎の付き人を務めていたそうです。
翌年から俳優活動をスタートし、ドラマ「愛という名のもとに」のチョロ役で人気沸騰しました。
中野英雄はVシネマの帝王!
仲野太賀さんの父である中野英雄さんは、的場浩司、山口祥行、本宮泰風に並ぶ「ネオVシネマの帝王」と呼ばれています。
闇金系、任侠系、ヤクザものなどジャンルも幅広く、出演作はシリーズ作品も含めると、なんと100本以上!!
2010年公開の映画「アウトレイジ」では、 村瀬組若頭 木村役としての出演も果たしています。
チョロの真面目な役から一転、悪役が超似合う人気俳優へと転身を遂げました。
その圧倒的な雰囲気や演技力が出せるのも、学生時代に経験した暴走族や非行を実際にしていたことが大きいのかもしれませんね。
仲野太賀さんの「今日俺!」での不良役がはまったのも、そんな父親のDNAを(いい意味で)引いていたからと思うと納得です!
また、中野英雄さんは自身の俳優経験を活かし、2019年には監督業にも挑戦しています。
今後もしかしたら、監督・父、主演・息子という夢のタッグが実現するかもしれませんね!
ちなみに、中野英雄さんは、ファンモンの「旅立ち」という曲でPV出演しているんですよ!
石田卓也さんの務める職場の上司役として出演しています!
仲野太賀と父の親子の共演歴はある?
こちらは調べてみましたが、ドラマや映画での共演はありませんでした。
しかし、2005年の「いい旅・夢気分 家族で行きたい!夏のおすすめ旅6選」で親子で出演しているようです。
2005年なので、仲野太賀さんが13歳の頃ですね!
(画像を探してみましたが、見つかりませんでした^^;)
ただ、映画「泣く子はいねえが」で、中野英雄さんと親交の深かった柳葉敏郎さんとの共演を果たすことは出来ています。
その時に仲野太賀さんは次のようなエピソードを披露。
仲野は柳葉との共演について「強烈な縁を感じました。親子のような関係性で共演ができたことは、役者をやっていて感慨深いものがあります」としみじみ。
また、「お正月に『柳葉詣』というか、柳葉さんに会いに行く中野家の伝統行事があるのですが、小さい頃からわんさか泣かされました。秋田の人にとっての“なまはげ”は、僕にとっての“やなぎば”で、本当に恐れ多い、対面するだけで震え上がるような存在でした」とぶっちゃけ、会場の笑いを誘った。
柳葉さんも続いて次のようにコメント。
柳葉も「生まれた時から知っていまして、来るたびにちょっかい出して、帰るときは必ずべそをかいていた」と当時を懐かしむと、「そんな彼の作品の中で共にできるなんて胸がいっぱいです」と感激の面持ちも見せ、「太賀おめでとう」と祝福の言葉を送った。
中野英雄さんを通じて、柳葉敏郎さんも「親しいおじさん」のように接していたことが垣間見える話です。
では、仲野太賀さん自身が父親に対して共演したいという憧れがあるのか?
調べていくうちに、気になる話題を見つけました。
それが、
仲野太賀さんが父親を避けているのでは?
という話です。
仲野太賀と父の仲が悪いのは本当?
親子の不仲説が浮上しています。
これは、芸名改名のインタビューの時の話です。
デビューした時の「太賀」という芸名は、父である中野英雄さんが考慮して決めたそうです。
しかし、自分の意志とは関係なく決められたことに対し、仲野太賀さんが「(名字がなく)このまま2文字でやっていけるのか?」と不安に。
「今日から俺は!」がヒットしたことをきっかけに、このタイミングでの改名を決意。
そして、自分の姓である「中野」に人偏(にんべん)を加えて、「仲野太賀」として改名を果たしました。
人偏を加えた理由について、インタビューでは、
本名である“中野”姓と、これまでの俳優業で財産となった“仲間”との出会いを糧にするとの決意から「仲野太賀」の表記を選んだ
と答えています。
はじめは、「二世タレント」に見られたくないという気持ちから、「太賀」と名乗って活躍していたと思われていました。
しかし、実は逆で、中野英雄さんが「自分の実力で上がっていけるように」という想いから、あえて姓をつけない芸名にしていたんですね。
仲野太賀さん自身も、あまり自分からは父親のことに対して触れず、話題を避けていたように見えましたが、「親の力を借りたくない」という気持ちが強かったのかもしれません。
実際、SNS上では中野英雄さんが仲野太賀さんを応援する投稿が数多く見かけられます。
今夜10時からです!!
宜しくお願い致します
楽しみ楽しみ
お誕生日おめでとう!!
また一年頑張って下さい
12日のAスタジオは楽しみにしています
中野英雄さんは仲野太賀さんの1ファンとして見守っている。
インスタの投稿を見て、そんな印象を受けました。
中野英雄さんは、インタビューでも次のようにコメントしてます。
「ドラマを観ているときは、“仲野太賀”というひとりの役者だとしか感じていません。けれど、放送が終わればやっぱり息子なんです。『この恋あたためますか』を観終わったあとにも“あ〜、今回は(共演している)中村倫也くんのほうがよかったな。太賀、ちょっと負けちゃってるな”とか振り返ったりして(笑)。
出演中のドラマを見る時は、父親というより同じ俳優という視点で見ているようですね。
厳しくも温かい、そんな素敵なお父様です。
また、仲野太賀さんはゲーム好きとして知られていますが、中野英雄さんもゲーム好きなんです!
「あつ森」や「マリオカート」といった、最近の話題作もプレイされていました。
父親だから分かる、こんなエピソードも。
親だからこう言うわけじゃないんですけど、いい子なんです。本当はここで悪ガキエピソードのひとつやふたつ、披露したいくらいなんだけど……。振り返ってもやっぱり、アイツはいい子なんですよ。ゲームで負けたときだけは、昔から荒れてましたけど(笑)。
仲野太賀さんが高校生の頃は、菅田将暉さんや間宮祥太朗さんがよく遊びに来ていたというエピソードも披露されていました。
今考えると、とんでもないメンバーですよね(笑)
まとめると、
仲野太賀さんと中野英雄さんの親子仲は悪くなく、1ファンとして息子を見守っている。
そんな親子関係であることが分かりました!
まとめ
SNSの投稿からも分かるように、仲野太賀さんへの愛が強い中野英雄さん。
幼少期の写真を本人に黙って勝手に公開してしまうくらい、周囲にも息子の活躍を知ってもらいたいようです。
親子での共演はありませんでしたが、監督と俳優という立場を通して、作品をつくりあげることなんかも実現するかもしれませんね。
ここまで読んでくださってありがとうございました。